【FKB調査レポート】
『マスメディア』と聞いて、思い浮かぶ具体的なメディアやサービス・商品名等
■概要
マスメディア、マスコミは、大学の学部学科名や就職先、学びの特徴等を説明する際など、大学の発信情報に頻出するワードの一つです。この情報を受け取る10代の高校生等にとって、具体的にどのようなメディアやサービス・商品名等を連想するワードなのでしょうか。今回は「マスメディア」というワードについて、東北地区在住の15歳~19歳の方を対象に、その実態を調査しました。
■「イメージするものがない」が45.0%
「マスメディア」と聞いてイメージするものがないとの回答が45.0%と約半数を占めています。学部学科名や就職先、学びの特徴等を説明する際など、大学の発信情報「マスメディア」というワード使った説明が伝わるのは、おおよそ2人に1人ということになります。
■テレビや新聞などのオールドメディアも想起されるのは3割程度
テレビや新聞など、「マスメディア」と聞いて想起しやすいワードも、最も高い数値でテレビの36.5%に留まっています。また、ニューメディアといわれるSNS等も1割程度で、オールドメディアに替わってニューメディアが「マスメディア」として認知されているとは言い難い状況です。
■「マスメディア」は避けた方が無難!?
就職先、学びの特徴等を説明する際には、「マスメディア」という言葉は避けた方がよいようです。また、以前のようにカタカナや認知率の低い新しいワードの名称を関した学部学科コース名が避けられる傾向に鑑みると、学部学科コース名への使用も慎重に検討した方がよいものと思われます。やむを得ず10代の方に向けて「マスメディア」というワードを使うときは、「マスメディアというのは、○○や○○などを示す言葉です」などの補足が必要なようです。
■「ワード」に関する認知・イメージ調査
このような「ワード」に関する調査は、広報媒体のフレーズや学部学科コース名称策定の議論や意思決定をスムーズに進めるためにお役立ていただけます。また、エビデンスに基づいた意思決定を行うことで、学内等への説明責任にも対応できる形になります。どうして、「そのフレーズ・名称にしたのか」、「それは妥当なものなのか」等、データに基づいた意思決定ではこれらについて説明することが可能です。
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【調査方法等】
調査期間:2025年11月4日~5日 対象:東北地区在住の15歳から19歳
調査方法:オンラインアンケート (回答形式:自由記述 有効回答数:504件)
調査主体:合同会社FKBアドミサポート
※回答は自由記述で3つまで回答可(ただし、イメージ無しと回答した方は複数回答不可)