【FKB調査レポート】

志望する大学や専門学校の学費値上げ

ー高校生を対象にした「学費値上げ」と「受験意向の変化」に関する調査ー

■概要

物価高等を背景に学費の値上げを検討している大学・専門学校も多いことと思います。しかしながら、「学費の値上げ」は、受験生や在学生の心象、募集広報への影響(受験生の減少等)等が懸念されるため、慎重な議論が必要とされます。また、仮に値上げを決定したとしても、どの程度の値上げが妥当なのかという議論が必要になります。

学費の値上げで、本当に受験生は減るのでしょうか?、減るとすればどのぐらいの値上げでどのくらい減るのでしょうか?これらの議論に活用できるアンケート調査を実施しました。

■少々の値上げであれば69.9%は印象に変化なし

学費の値上げ自体に悪い印象を持つと回答した高校生は11.1%と少数であり、少々の値上げであれば69.9%は印象に変化なしと回答しています。少々の学費の値上げであれば、一定の理解、納得が得られるものと推察されます。(図 n=602)

学費値上げ 大学 FKB調査レポート 高校生意識調査

■値上げが理由で「受験を辞めることがある」は43.7%

「学費の値上げで志望していた大学・専門学校の受験を辞めることがあるか」との質問に対しては、第1志望の大学・専門学校では43.7%、第2志望の大学・専門学校では48.2%が「受験を辞めることがある」と回答しました。(図 n=602)

学費の値上げ情報で受験意向が変わる割合と変わらない割合の棒グラフ

■どの程度の値上げで、どの程度の受験生が減るか?

では、具体的にどの程度の値上げで、どの程度の受験生が受験を辞めるのでしょうか。初年度納入費用(学費)を120万円と想定していただき、5万円単位での値上げ額を「受験を辞めることがある」と回答した高校生に提示しました。

回答結果から次のような点について有益なデータを得ることができました。

・第1志望と第2志望でどのような違いがみられるか?

・どのくらいの値上げ額から「受験を辞める」の回答率が一気に増えるか?

・値上げをした場合、どの金額でどの程度「受験を辞める」の回答があるか?(5万円単位でのシミュレーション)

これらの具体的なデータや分析コメントをまとめた調査レポート(PDFファイル ページ数:約10頁)は有料(9,900円)にて頒布しております。大学・専門学校等の学費値上げの検討の他、教育機関を対象とした企業等の営業・提案資料等にもご活用いただけます。

調査レポートの申し込みフォーム

※学費値上げに関する調査について

学費値上げに関する調査を正確に行うのであれば、在学生や受験意向のある資料請求者等に行うのが最適と思われがちですが、実施自体がマイナスの広報になり得るアンケートであること、実施したとしても利害関係者のバイアス(低ければ低い方がよいという回答傾向)が入り正確な回答が得られない形になります。学費値上げの検討に資するデータを得るためには第3者により、大学名を伏せた形で、且つ自大学の受験者層を対象とするこのようなアンケート調査が役立ちます。

但し、実際に検討資料として活用するためには、上記の高校生全体のデータの他、自校・自学の受験層にセグメントされたデータ(進学を希望する学校種(大学、短大、専門学校等)、設置者(国公立、私立)、関心のある学問分野等が区別されたデータ)と保護者の意識に関するデータが必要になります。

学費の値上げについて、客観的データに基づいた意思決定や説明責任が充分に果たせる意思決定を希望されている学校・大学様はぜひ当社にお問い合わせください。→お問い合わせフォーム

【調査方法等】

調査期間:2025年12月10日~11日  

対象:大学・専門学校への進学を希望している全国の高校1年生~3年生

調査方法:オンラインアンケート (有効回答数:602件)

調査主体:合同会社FKBアドミサポート